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11 エピソード
タイガー&ドラゴン - Season 0 Episode 1 新春ドラマスペシャル 「三枚起請」の回
12のときに父親が一家心中を図ったが、1人だけ奇跡的に生き残った山崎虎児(長瀬智也)。18でヤクザに拾われ、27までほかの世界を知らずに生きてきたが、組長(笑福亭鶴瓶)からの借金を抱えた落語家・林屋亭どん兵衛(西田敏行)を追い込んでいる最中、寄席でその噺を聞いた虎児は落語の世界に魅了され、その足で、どん兵衛に弟子入りを志願する。どん兵衛が噺を1つ教えてくれたら、授業料として10万円ずつ払うから、それを借金返済にあてようと提案し、交渉は成立。だが、虎児は物覚えが悪く、誰が見ても落語家の才能はない。意気消沈した虎児は、どん兵衛の次男・竜二(岡田准一)の元を訪れる。竜二は子どもの頃から口が達者で、落語家としての将来を有望視されていたが、落語界のしきたりに嫌気がさして家を出た。そして父から金を引っ張り、裏原宿にデザイナーズショップを開いた。天性の話術と面倒見の良さで友だちも多いが、いかんせんデザイナーとしての才能が全くない。竜二に連れられて、虎児は女に振られて落ち込んでいる友だちを訪ねる。キャバクラ嬢に惚れ込んだはいいが、肝心の女が行方をくらました、という。虎児と竜二は、その女がそれぞれ以前出会ったことのあるメグミ(伊東美咲)であることに気づく。メグミの行方を追ううちに、2人は面倒くさい事件に巻き込まれていく…。