
1 シーズン
10 エピソード
アンナチュラル - Season 1 Episode 1 名前のない毒
法医解剖医の三澄ミコトが働く不自然死究明研究所=通称UDIラボでは、全国で発見された異状死体や犯罪死体を引き受け、その遺体を解剖し、死因を究明している。そんなある日、中年夫婦がUDIを訪ねてきた。突然死した息子・高野島渡の死因に納得がいかないという。警察医の見立てでは「虚血性心疾患」(心不全)だが、ミコトたちが解剖をしてみると心臓ではなく急性腎不全の症状が見つかる。早速、薬毒物死を疑い詳細な検査にかけるが、死因となった毒物がどうしても特定できない。そんな折、高野島の同僚女性が原因不明の突然死を遂げていたことが判明する。死因を究明すべく高野島のアパートでミコト、六郎、東海林が調査をしていると、高野島の婚約者・馬場路子が現れる。馬場の仕事は、なんと劇薬毒物製品の開発。馬場が、もしまだ誰も知らない未知の毒物、すなわち「名前のない毒」を開発していたとしたら・・・。これまでの毒物鑑定システムでは「名前のない毒」を検出できない。完全犯罪が成立するのだ。悠然とほほ笑む路子に、ミコトたちはどう立ち向かうのか?