
1 シーズン
11 エピソード
ケイゾク - Season 1 Episode 6 mystery6 史上最悪の爆弾魔
かつて“エンマの壺”の異名で恐れられた町田署捜査一課の警部補・壺坂邦男(泉谷しげる)が二係にやってきた。野々村(竜雷太)の一期先輩でもある壺坂は定年間近。刑事人生は残りあと1週間となっていたが、彼にはどうしても解決したい事件があった。その事件とは、15年前に町田の中学校で起きた「小包爆弾事件」。熱血教師・森田功作(平尾良樹)の元に届いた牛肉の小包に爆弾が仕掛けられていて、死亡者が出たというものだ。死亡したのは森田とは関係のない富川桂一(秋吉信人)という男で、中学校の事務員・赤羽さくら(宮崎淑子)の婚約者だった。森田は「教師は物品授与禁止」の決まりを守り、事務員のさくらに肉をあげていたのだ。事件は時効まであと2週間となっていて、お蔵入り目前の難事件だが、犯人を見つけたい一心の壺坂は、過去に因縁浅からぬ真山(渡部篤郎)に手を貸してほしいと頭を下げにきたのであった。しかし、真山は頑なに拒否。一方、柴田(中谷美紀)は、壺坂に邪険にされながらも例のごとく捜査に首を突っ込み…。